SAKON+とアルチザン・クラシック、オクタ以外の包丁は、手作りのため全長・刃渡り、重量に多少の誤差があります。
【土佐一 影 梨地 切付(刃渡り:240mm)】 |
土佐一 影 日立金属安来鋼青紙スーパー本割込 /梨地 伝統美「黒打」の継承 芯材に青紙スーパー鋼を、地鉄部には極軟質ステンレスSUS405を使用した本割込です。 青紙スーパー鋼の焼き戻し後の硬度はHRC63を維持しており、耐摩耗性に富み、切れ味が持続します。 土佐一 影シリーズの最大の特徴である黒肌は熱処理されたままの鋼材が持つ自然な地肌色をそのまま生かしています。 日本の伝統的黒打包丁に似た鉄の色合いと、ステンレスの耐食性を持ち合わせています。 手入れ:黒肌やクモラシ加工部は錆びに強いステンレスで出来ていますが、刃先には青紙スーパー鋼が露出しています。お使いになった後の刃先部分は水気を切り、錆びさせない適切なケアが必要です。 土佐一 影は、地肌の仕上げによりダイナミックな槌目(つちめ)と優雅な梨地(なしじ)からお選びいただけます。 日立金属ヤスキハガネYSS 古くから刃物鋼に適した砂鉄の産出地として知られる島根県安来市、日立金属(株)安来工場で製造される炭素鋼系の安来鋼は不純物の量や添加物の有無によって「白紙」「青紙」シリーズに分類されています。いずれも厳選された高純度原料を、日本刀起源のタタラ製鉄技術を汲む日立独自のレシピで配合することで高硬度と強い靭性を両立させています。「青紙」とは、不純物の少ない「白紙」にクロム、タングステンを添加して熱処理特性及び耐摩耗性を改善した鋼種です。更に青紙二号、青紙一号、青紙スーパー、と区別されますが、二号、一号、スーパーの順に炭素、クロム、タングステンの含有量が増し、刃の硬度や耐摩耗性(永切れ)に影響してきます。青紙スーパー鋼は、硬度を決定づける炭素の含有量が1.45%と最も高く、鋼の結晶粒を細かくし靭性を増すバナジウムも含まれており、安来鋼の中で特に先進的な鋼種とされています。 ハンドルについて 耐水性に優れたパッカーウッド(積層強化木)を使用し、洋白鍔(つば)とリベット3点止めによる本通しのハンドル構造は、抜群の耐食性と高硬度な仕上がりになっています。 洋白:銅を主成分とし、亜鉛、ニッケルを含む合金。耐食性にも優れている。 |
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